私の赤ちゃんケアの目的は、
適切な発達を促すケアを行う事で、
誰でも将来その子が望む職業につけられる
基本的な身体作りを目指しています。
例えば、
サッカーのプロになりたいお子さんが、
股関節が硬かったらそれは難しいし、
美容師になりたい方が、親指の開きが悪かったら、
カリスマ美容師になる前に腱鞘炎になってしまいます。
それを大きくなってご本人が望んだ時に、
改善するのは大変難しいですが、
赤ちゃん時代なら、
ママとパパの協力で殆どのケースが改善します。
それ以前に、
頭の歪みは、顎の歪みに影響し、
母乳が飲みにくいだけでなく、
離乳食以降で咀嚼が上手くできなくて、
噛み合わせや顎の発達、歯並び、呼吸に影響します。
また、頭の歪みがあると、
寝返りしやすい方・しにくい方ができやすく、
体の使い方の左右差が生まれやすく、
それが将来、視覚に影響する可能性があります。
実際、頭の歪みのあったお子さんを数名追跡すると、
視覚に問題を持っている方がいて、
私自身も2年前にビジョントレーニングの勉強をして、
これまで視覚の問題を強化できなかった事を反省しています。
さらに、
視覚の発達や身体の使い方の発達は、
年長や小学校低学年になっても
「ジッと立っていられない」
「先生の話が聞けないで次の動作に移れない」など、
一見すると、その子の性格の問題と捉えがちな事象が、
実は、視覚や身体の使い方の連動に問題があって、
ジッと立っていられなかったり、
貧乏ゆすりしたりの原因となっているケースが多々あります。
なので、もしも私の所に来ない事を選択したり、
一度試して施術が難しいとなって継続できなくても、
咀嚼や目の検査は、赤ちゃんでも見てくれる歯科や眼科を選んで、
継続して診て頂いてほしいです。
3歳になったら眼科で視力検査ができます。
私が関われない場合でも、
少しでもママの不安が取り除かれて、
子育てが楽しくなるように、
またお子さんの健やかな発達を祈っています。
吉川元子 |