『こんな 子どもに育っていく』
〜異年齢ミックス&インクルーシブ型(健常児・障がい児ミックス)の
共育の場の魅力とは?〜
◎異年齢や健常児・障がい児ミックスの空間では、
『みんなそれぞれ条件が違う』ことがごく当たり前なので、
周りの子が自然に助けが必要な子に手を差し伸べます。
◎子ども同士にとっては、学年が違うことや、障がいの有る無しは
特別なことではなく、年齢の小さい子が大きい子を慰めたり、
障がいのある子が障がいの無い子を助けたりもします。
このような『多様性のある教育環境』は、子どもたちの心を大きく優しく育みます。
◎ひとつのゆるやかな家族のような雰囲気の学びの場で、きょうだい喧嘩も
もちろんありますが、あとまで引きずるような深い喧嘩は無く、
その都度、手を出してしまった子、手を出されてしまった子それぞれの気持ちに
寄り添って対応をします。
◎健常の子は、障がいを持つ子に偏見を持つことなく、
相手の存在をそのまま丸ごと受け止めるようになります。
最初は障がいの子に対して戸惑っていたとしても、
数ヶ月、一年、と一緒に活動することにより、自然に仲間の一人として接するようになり、
『生きた福祉の心』を育みます。
◎障がいのある子は、オ ンリーワンの存在感と個性をもって
命の多様性と奇跡を周りに教えてくれます。
子どもは子どもから実に多くの刺激を受けます。
良いと思ったらすぐに他の子どものマネをするので、
「マネる→まねぶ→学ぶ」ということを繰り返し、
時には大人の導き以上の知恵や体験を子ども同士で贈りあっています。
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